2021年7月の読書まとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:3020
ナイス数:673
オリンピック、終わりました。結構な成績でした。一部野党はオリンピックから感動を得られたものの、コロナには対処できず散々だったと。8月9日のBSフジLIVE プライムニュースで反町氏は宮本徹 日本共産党衆議院議員共産党にオリンピックには開催反対としても甲子園の高野野球の開催はどうなのかと問う。オリンピックと甲子園高校野球では規模が違うと逃げ口上。長妻昭立民党副代表も同様であった。コロナを政府与党に擦り付ける姿勢は顕著。じゃあオリンピックななんか見るな。武見敬三自由民主党新型コロナ対策本部長代理ははっきりとオリンピックは開催して大変よかったと歯切れがいい。たぶんオリンピックとコロナは別ものだろうよ。

ヒポクラテスの悔恨ヒポクラテスの悔恨感想
外国人労働者への偏見“耳障りな言葉、読めない文字、異様な臭い、露出の多い服みんな虫唾が走り反吐が出る”…でも日本人は真面目。嘔吐し流血の蹲ったフィリピン人女性に差別感情は吹っ飛び介抱する笠置はそれを証明した。しかしマスコミはどうか。“テレビやネットでヘイトを伝えない日はないくらいです。仮に一部の人間の行動であってもそれをニュースに取上げ大ごとにしようする意思が働いている”つ~のが今のマスコミ。“レイシズムは論理ではなく感情の産物で…経済的にも精神的にもプアな人々が求めるオアシス”とキャシー浦和医大准教授。
読了日:07月02日 著者:中山七里
大富豪同心(23)-影武者 八巻卯之吉 (双葉文庫)大富豪同心(23)-影武者 八巻卯之吉 (双葉文庫)感想
24巻から逆走の23巻目。で何とか24巻の筋書きがわかったところでつまらなくはないお話。BS時代劇のシリーズだけに今後の進展に期待する。幸千代君と美鈴の会話”八巻の元に帰りたいのか…帰りとうございます…正直な奴め、案ずるな、儂と姫の両名が甲斐に戻るか江戸城に上がるかすればそなたの役目は終わりだ。八巻の屋敷に戻れようぞ…その姫様はお美しゅうございますか…美しくはないな、瓜坊のような顔をしておる…瓜坊⁈”とまあ幸千代君も言うのう。でもそんな瓜坊顔の姫様は現代にもいるいる。にしてもカバーイラストはいただけない。
読了日:07月05日 著者:幡 大介
月下のサクラ (文芸書)月下のサクラ (文芸書)感想
米沢県警大須賀本部長、ご乱心。県警本部で発生した事件の関与と泉に対する傷害容疑で逮捕、いや殺人容疑になるかもとは!“スペカンに本部長と差しで話をさせるということですか…さすがにそれは荷が重すぎるんじゃないですか。大関と序の口が組み合うようなものだ”…でしょうね。“適当にあしらわれ僻地の駐在所に飛ばされるか辞めさせらるのがオチ”…本部長と巡査が差しで話って、そりゃない。しかし本部長が黒幕で極悪人だから差しで会ったのかい。にしても米東学園。成績素行が悪く高校進学困難者受入先として創立された高校ってあるんかい。
読了日:07月08日 著者:柚月裕子
今度生まれたら今度生まれたら感想
夏江だけでなく何方でも“忖度して考えたが、今度生まれたらこの人とは結婚しない、やっぱり”と思うだろう。“最後に頼りになるのはカネだよ”と夫和幸は言う。まっケチな野郎とは一緒にいたくはないでしょうが、確かに最後に頼りになるのはカネなんです。現実にそれを実感している私。“あの高梨ならきっとアチコチにいる前向きバアサンとも終活バアサンとも違うヒントをくれる”とはいかなかったけど高梨弁護士を怒鳴りつけていい発言をされた。結晶性能力も流動性能力もない私も思う、“一般高齢者の行きつく地点は結局趣味しかないのか”と…。
読了日:07月14日 著者:内館 牧子
泳ぐ者泳ぐ者感想
宮部みゆき氏が讀賣読書欄でおっしゃる“なぜを追及して生きてゆくと腹を据えている”ってのがよくわかる。しかしアホらしいくらい追求し過ぎ。徒目付たる藩を跨いだ捜査官とはいえよくやれるねぇ。今の刑事さん、どうでぃこの執念。でも宮部氏の”何度でも噛み締めたくなるほど美味しい逸品だ“とは思えず若干大儀…。でもよ蓑吉さんよ。あんたも古手を商う商売人なのに、10月の寒がかった大川を願掛けで泳いで、自ら上がった所で斬り殺されたのに笑ってたって!んで、徒目付の片岡直人とはどういう人間なのか。前の「半席」で確認するとするか。
読了日:07月19日 著者:青山 文平
鳴かずのカッコウ鳴かずのカッコウ感想
国テ班首席柏倉が読み筋の“日本・中国・米さらに北朝鮮・ウクライナが入り乱れての諜報界の仮面劇”なるスパイ大作戦。なるほど。で、中国諜報界の大立者徐増平が、空母ワリャーグの買収劇の主役を務めたって!ほう、そうなの。それにしてもあのワリャーグを買うって中国はすげえ。で新人研修を終えた梶壮太“アオキのスーツにポリエステルの縞のネクタイ姿からは覇気の欠片も伝わってこない”…アオキのスーツに青山のワイシャツじゃ様にならん。こんなの国税の査察官にいたね。当時流行り出したソフトスーツがピンクがかってて思わず陰で笑った。
読了日:07月22日 著者:手嶋 龍一
エレジーは流れないエレジーは流れない感想
言いえて妙なり三大都市以外は半睡状態の町…“怜は生まれた時から半睡状態の町しか知らないので「まあこんあもんだろう」と思っているが…”これは気の毒だねえ。“竜人と心平、明るいバカかつ運動神経が尋常でなく発達しているという点で竜人と心平は通じ合う部分があり本人も気が合うと認識”…明るいバカがいい。“心平は得意なことが色々あるのに全部勉強以外なのが不憫”と言う心平のばあちゃん。“才能に溢れた自慢の孫”だからこそ心平の美大受験は大喜びだろう。もっちもっち、もちゆ~もちゆお~んせ~んと口遊みたくなる青春エレジーか。
読了日:07月23日 著者:三浦 しをん
あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇 (ハルキ文庫 た)あきない世傳 金と銀(九) 淵泉篇 (ハルキ文庫 た)感想
結よ、“かんにん”と書置きしても黙って店の大事なものを持ち出すなど横領。そんなの許されると思うか。アホたれが。なんぼ音羽屋が大店で後添えになろうがあんたは犯罪者。よくも盗んだもんを自分の商い品にするなど以ての外。獄門じゃ。失恋の嫌がらせにもほどがある。人間を叩き直せ。幸の“あの子は周りが思う程か弱くはなく自分の居場所を守るために全力を尽くす”というが、結は弱くもなく厚かましいだけ。呉服商寄合で新参者店主“盗人猛々しいとはこのこと”と言う。文在寅も日本政府を評し同じことをぬかしたが、奴と同レベルの最低の輩。
読了日:07月25日 著者:高田郁
テスカトリポカテスカトリポカ感想
こいつらは刺されても強いね。まるで東京オリンピックの柔道家みたいだ。で裏社会とはいえ、どれもこれも綽名をつけなくてもいいよ。読む方の身にもなってみろ。バルミロよ、アステカの神さんばかりに傾倒せず歎異抄を読んだらいい。考えが柔軟になるかもよ。“花の戦争で捕獲された生贄の血と心臓を求めて神々は次々と現れる”って本当ようけ現れますな。名前もややこしい神さん。いちいち説明せんかてええ。覚えられん。宮部みゆき氏は“550ページ余、一瞬のゆるみもない傑作”と評すが、余分な装飾語りが少々閉口と感じられたんじゃないのか。
読了日:07月30日 著者:佐藤 究

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